和歌山市次郎丸 幼保連携認定こども園設計・監理5
現場は足場がとれ外観が確認できます。
白を基調とした、シンプルな外観です。
内部も内装工事が着々と進んでいます。
そして1月24日から1月26日に和歌山工業高校からインターンシップの学生が事務所に来ています。
初日と二日目は事務所内でCADの練習をしてもらっています。
ずっと事務所での作業も辛いかと最終日に現場見学に!
何かの参考になればと
配置等を図面を基に配置を確認したり、仕上材料や法規についても軽くレクチャーしました。
短時間だったのでどこまで勉強になったのかは分かりませんが、今後の学生生活に役立ててくれればと思います。
そして、将来は設計の仕事についてくれればと願っています。
和歌山市次郎丸 幼保連携認定こども園設計・監理4
10月、悪天候の期間が長かったため少し時間がかかりましたが、本日快晴の中無事に上棟の日を迎えることができました。
無数の屋根トラスの間から覗かれる青空と、造り出される複雑な光と影は、とても綺麗で心地良かったです。
1階の廊下の窓は園児の使い勝手と、排煙設備という法律の問題を考慮し高さを変えてデザインしています。
光の入り方や景色の見え方が面白いです。
1歳から3歳児の園児が利用するトイレは、保育室から中の様子がわかるように開口が設けられています。
空間が一体的に連なって見えます。
工場でミリ単位にチェックされ加工された木トラスが455ピッチで並びます。綺麗に整列して並んでいるので、
意匠的で天井の中に隠してしまうのがもったいないぐらいです。
建て方時の様子です。工場製作されたパネルをクレーンで吊って組み上げていきました。1枚のパネルがとても大きいです。
現場の方々も細心の注意を払って取り組んで下さり、大きな問題もなく進みました。
和歌山市次郎丸 幼保連携認定こども園設計・監理3
先日、岸和田の工場へ木構造壁パネル・トラスの製品検査兼見学会に行ってきました。
初めての工法の為、現場監督も含め大人数の参加となりました。
工場内は事故防止のため、蛍光テープ付きジャケットとヘルメットの着用が必須です。
今回の建物は大きな架構のため、2X4、2X6材でトラスを組み、大断面の梁をつくります。
手作業で金物を取り付け、施工誤差をミリ単位でチェックしていきます。
このトラス梁により、保育室のような大空間が可能となります。
本来なら壁パネルも機械による流れ作業での製作となるのですが、今回は階高が高く機械におさまらない為、手作業で製作していきます。
工場内で釘の種類、ピッチ等を入念にチェックし、現場へ搬入されます。
色分けされた釘により、釘の長さが管理されています。
最後に断熱材をサンドイッチした屋根パネル材を紹介していただきました。
はじめに事務所で施工要領書・計画書、壁パネル・トラス製品検査計画書の説明を受け、その後工場内で実物確認を行ったのでスムーズに検査が出来ました。
和歌山市次郎丸 幼保連携認定こども園設計・監理2
前回の投稿より期間があいてしまいましたが、仮設園舎新設、既存園舎解体、新園舎地盤改良、地業工事、基礎工事と現場の方は着々と進んでいます。
地盤改良工事
捨てコンクリート打設
基礎配筋工事
基礎型枠工事
基礎コンクリート打設
10月からはいよいよ上部構造の建方に入っていきます。
今回の新園舎は2×4枠組み工法、しかも木造耐火構造です。
この規模は関西では初との事なので関東の現場に見学に行き、細部をどう納めたらいいのか検討しながら進めています。
難しい事が多いですが、先生や園児が喜んでくれるような良い園舎が出来るよう、頑張っていきたいと思います。