2015.12.16 Wednesday
和歌山市三葛の家 住宅設計・監理5
やっと12月らしい気候になってきました。寒いのは苦手なのですが...。
現場は昨日から地盤改良工事に入っています。
地盤改良には大きく分けて表層改良と柱状改良があります。
今回は支持層まで少し深さがありますので柱状を選択しました。
大きなドリルのようなものでセメントと土を混ぜた円柱状の固い塊を建物基礎の下に何本もつくるというイメージです。
建物は、見えている部分を補強したり手直しする事は容易にできますが、基礎から下の部分を後から補修することはほぼ不可能です。
つまり工事監理を行う上で、地盤改良工事や基礎工事は最も重要な工程であり、神経を使うところです。
その為あらかじめ地盤調査をし、補強方法を検討し、施工計画、施工状況確認、施工報告書確認を行うことが私たちの仕事です。
これから基礎工事に入っていきますので、重要な工事工程が続きます。